『時間栄養学について』
カウンセリングでも
よくお話ししますが、食べる時間が
遅くなると太りやすい
同じものを食べていても・・・
実はそれは時間によって生体機能は
刻々と変化しているのです。
時間栄養学といいます。
昔々、縄文時代・・・
朝から一日走り回って獲物を狩っ
てきた男たちが洞窟の寝ぐらに戻っ
てくる。女たちが煮炊きした木の実
の主食とともに獣肉のおかずを一家
で口にする。お腹いっぱいにな
日も暮れたので、あとはもうぐっすり眠るだけ。
明日も朝陽とともに目覚め、生きる営みが
繰り返されていました。
ヒトと地球は完全にシンクロしていたわけです。
ヒトは昼行性の動物だから太陽が出ているとき
に活動し、日没後は素直に休養。 生
活リズムと地球の自転のリズムはぼ
っちり同調していたのです。
ところが、産業革命以降、照明が登場して
街が明るくなり、人々は地球のリズムと
無関係に生活するようになりました。
そのために、何が起こったか。人々はぶく
くりだし、病気に罹りやすくな
ってしまったのです。
生き物は24時間周期で生理機能が
変動します。 睡眠や覚醒をはじめ、一日の
どのタイミングで体温や血圧が上がり、
ホルモン分泌が高まるのかが大体決まっていて
これがサーカディアンリズム(概日リズム)また
は体内時計と呼ばれます。
続く