タイスケ先生: こんにちは!最近、異所性脂肪について勉強しているんだけど、知ってますか?
お客様: 異所性脂肪って何ですか?
タイスケ先生: ねえ、体の中には脂肪がありますよね?
普通は皮下脂肪や内臓脂肪として細胞に包まれているんですが、異所性脂肪は違うんですよ
。
お客様: どう違うんですか?
タイスケ先生: 異所性脂肪は、細胞ではなく直接臓器や組織に脂質がたまってしまいます。これって問題なんです。
お客様: どんな問題があるんですか?
タイスケ先生: たとえば、心臓や肝臓、腎臓、筋肉などに脂肪がたまると、その臓器や組織の働きが悪くなるんです。
心臓の力が弱まったり、肝臓や筋肉の働きが悪くなったり、腎臓の機能が低下したりすることもあります。
お客様: それってどうして起こるんですか?
タイスケ先生: 異所性脂肪は細胞ではなく脂質そのものがたまるから、それが劣化してしまうことがあるんだ。
劣化した脂質は免疫細胞に異物として認識され、攻撃されちゃいます。その結果、免疫細胞が異物を
攻撃するために発射されるミサイルみたいなものが周りに広がってしまいます。
お客様: それってどういうことですか?
タイスケ先生: 例えば、揚げ物を食べた次の日にフライが劣化するように、体にこびりついた劣化した脂質も
変性してしまいます。それが免疫細胞によって攻撃対象にされます。
タイスケ先生:だからアレルギーや体の不調が実は異所性脂肪が原因ということもあるんです。
お客様: だから、異所性脂肪がたまると体の中で問題が起こるんですね。
タイスケ先生: そういうことです!だから、異所性脂肪は一般の人間ドックでは診断できないから、
自分が知らないうちに体の中で炎症が起こっていることもあるんだ。だから気をつけないといけないです。
タイスケ先生:ダイエットとしながら、異所性脂肪も対処していけるといいですね。