【日本の野菜不足はアメリカより深刻】

ユネスコの世界文化遺産にも登録された「和食」は、世界に冠たるヘルシー食。
しかし、日本人は野菜を食べているイメージがありますが、
実際は中国、ギリシャ、韓国に譲っていることが意外な事実です。

さらに、アメリカ人よりも野菜を摂らなくなっている現状が浮かび上がります。
野菜の摂取量は高度成長期までは増えていましたが、2007年のデータでは

日本の1人当たりの野菜供給量は約290g。世界平均よりは上回っていますが、
ランキングでは第10位にとどまります。アメリカでは健康志向の高まりから、
1991年から「ファイブ・ア・デイ」プログラムを実施し、野菜摂取量が逆転。

しかし、まだアメリカ人の方が多くの野菜を摂っています。

さて栄養素、タンパク質、糖質、脂質の3大栄養素が一般的ですが、
飽食の現代では摂り過ぎが心配されています。運動不足のままエネルギー源
となる糖質や脂質を摂り過ぎることは肥満や生活習慣病の原因となります。

そこで、野菜の摂取量を優先的に増やすことが重要です。野菜は低糖質、低脂質、
低カロリーで、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富です。

特にカリウムは高血圧予防に有効で、野菜を摂取することで肥満や
生活習慣病のリスクも減少します。

野菜350gの摂取は健康のために重要で、日常生活での実現方法も紹介されています。
多彩な野菜を摂ることで、健康への一歩を踏み出しましょう。