【必須アミノ酸 桶の原理】
体に必要な栄養素・・・
特にアミノ酸は 摂取バランスが大事
上の図は有名な
アミノ酸の桶の原理
食事として口から体内に入ったタンパク質は、
体内でアミノ酸レベルまで分解され、
体を構成する成分やエネルギーとして利用されます。
この時、必須アミノ酸はそれぞれお互いの
バランスを保ちながら利用されるといわれています。
つまり、ヒトでは9種類の必須アミノ酸のうち、
8種類がたくさんあっても1種類が少なければ、
他の8種類も少ない量しか利用されない、ということなのです。
この原理は、必須アミノ酸を桶を作る一枚一枚の桶版に例え、
「アミノ酸の桶理論」と呼ばれています。
一番少ないアミノ酸が最も短い桶版となり、
9枚の桶版で囲った桶を作ったとき、最も短い桶版によって、
その桶に入る水の量が決まってしまう、といった例えです。
アミノ酸が体内でどれだけ利用されるかは、
この最も少ない必須アミノ酸によって決まります。
このアミノ酸を「第一制限アミノ酸」と呼びます。
たくさん取っておけばいいという訳ではない
バランスが大事という事ですね。