【腎臓の基本中の基本 腎臓は電解質のコントロールタワー】

「暑い夏には汗をかくから、トイレに行く回数も減るよね」
誰でもこんな経験ってありますよね。

季節による尿量の変化、コントロールしているのは腎臓です。
腎臓はまさに小さな巨人です。😊

腎臓は握り拳ほどの豆のような形をしていることは
前回お話ししましたが、その働きは多岐に渡ります。

血液を濾過して老廃物を尿として体外へ排泄するだけでなく、
体内の水分量や電解質のバランスを常に一定に保つという重要な役割を担っています。

夏に大量に汗をかくと、体内の水分が失われる。

腎臓がこれを上手に完治して、尿の量を減らして体内の
水分を保持しようとします。

今の冬のように汗をかく量が減ると、尿の量を
逆に増やして体内の水分量を調整します。

ただそれだけでなく

腎臓は血液中の『電解質』のバランスのコントロールも
してるんです。

電解質は何かというと、

ナトリウムやカリウムなどのこと、
体液中に溶け込んでいるミネラルのことなんです。

これらのバランスが崩れると、

・筋肉の痙攣や心拍数異常など、

様々な健康問題を引き起こすきっかけになってしまいます。

腎臓は、僕らの「浄水器」の働きがあると同時に

「バランス調整装置」の役割を持っているということです。

腎臓が正常に機能することで、体内の細胞が元気に

イキイキするということですね。

そのために体内の酸性物質とアルカリ性物質のバランスや、

ナトリウムやカリウムなどの電解質のバランスが

ちゃんとしていること

こういった調節は腎臓の役目

腎がめちゃくちゃだと最終的に肺や心など他の臓器に

迷惑をかけることになっちゃいます。

体はつながっているということです。

酸性が進むと
呼吸が苦しくなる

心臓に負担がかかりやすくなります。

ひどい時は昏睡状態になっちゃうことも

腎臓って本当に大事ですね。