こんにちは漢方相談 タカキ薬局の
高木太輔です。
今回は『味覚』について
お話ししたいと思います。
川崎寛也さん
味、香り、コツの化学
という本をお出しになって
おられますが、
昨日ラジオに出られていて
味覚についてお話になられて
いました。
ちょっと内容を抜粋です。
味覚を何のために
あるのか?
ズバリ栄養を取るため
ただ自然界に
何が栄養があるかわから
ないのでそのセンサーのために
味覚が発達した。
炭水化物
タンパク質
脂質
が三大栄養素
炭水化物を摂るときに
口の中に受容体がある
その受容体には
炭水化物は分子が
大きすぎてハマらない
炭水化物を味わっても味がない
片栗粉だけでは
味がしないのがその例
澱粉を分解して糖に
しないと甘いと感じないように
できている。
それを
『五基本味』という
『甘味」、「塩味」、「酸味」、「苦味」、「うま味」
炭水化物のシグナル 甘味
タンパク質のシグナル 旨味
脂も最近受容体がわかってきた。
つまり人間が効率よく
カロリーを摂取するために
きちんと美味しいと思って
食べたくなるように味覚がある。
苦味は毒物のシグナル
食べちゃダメだと感じる。
植物の中のある毒物について
苦いとして嫌な味にしている。
苦味は喉の奥で感じて
最後の関門
ギリギリまでカロリーを
取ろうする現れ
猿でも体の大きい猿は
我々人間も雑食で
ちょっとくらい苦くても
色々と栄養を取れるように
小さい猿は苦味が
少しでもあると食べない
大きい猿は少々苦くても
食べる。
するとジャングルの中で
繁殖がしやすくなる。
脳も発達し、時間と場所を
認識できるようになる。
一部抜粋ですが
この中にある
五基本味 人間は舌を使って
体に必要なものを確認するわけです。
次回に続きます。