【不眠に効く漢方】


さて、この時期は眠りない方
が多いように感じます。

寝るまでに時間がかかる
途中で目が覚めてしまう
全く眠れない

など症状もそれぞれ。。。

原因として、目の酷使・夜更かし
など虚労や老化が原因とされています。

東洋医学では
不眠と不安は紙一重
同じ病の原因と考えます。

不眠もまた血虚を招く
生活習慣を基に起こります。

血虚とは血が足りないこと
貧血とは違います。
血が機能していないとした方が
イメージとしてわかりやすいと
思います。

よく目が冴えて・・・
なんて状態もそこになります。

さて、漢方の世界でも不眠の漢方
は色々とあります。

この場合
大きく分けて2タイプ

1不安から起こるタイプ(心陰虚 (心血虚))
2イライラから起こるタイプ (心肝火オウ)

1不安から起こるタイプ(心陰虚 (心血虚))
この場合の不眠は
寝つきが悪い・眠りが浅い・夢をよくみる・不安が強い

などです。
この場合に使う漢方は
温経湯・黄連解毒湯・加味逍遙散・加味帰脾湯・甘麦大棗湯
桂枝加竜骨牡蠣湯・柴胡加竜骨牡蛎湯・抑肝散などを用います。

2不安から起こるタイプ(心肝火オウ)
この場合
イライラし怒りやすい(腹部がはる、口が苦い)
動悸、独り言が増える、口内炎や舌炎

などの症状が
加味帰脾湯・柴胡加竜骨牡蛎湯・桃核承気湯・半夏厚朴湯
などを用います。

結構ありますね💦
どれを使って良いかわからない人は
是非ご相談ください。