こんにちは。
岡崎市で「腎臓病」の相談をしています漢方相談 タカキ薬局の
薬剤師 高木太輔です。
腎臓の機能が低下すると、人工透析が必要になります。
現在、腎臓の数値が高くなっている人が急上昇
社会問題になっています。
腎臓が弱い方にとって、透析を避けることが重要なポイントです。
腎臓の機能を評価するためには、
| 1）クレアチニン |
| 2）eGFR |
などが参考になりますので
血液検査のデータを
確認してみてください。
クレアチニンの基準値
クレアチニンは、タンパク質の代謝によって生じる老廃物です。
血液中のクレアチニンの濃度を測定することで、腎臓の機能を評価します。
基準値は以下の通りです：
【男性】1.1 mg/dl以下
【女性】0.8 mg/dl以下
クレアチニンの値が2.0～3.0 mg/dl以上になると、腎不全の可能性が考えられます。
eGFRの正常値は？
「eGFR」とは、腎臓がどれだけの老廃物を尿に排泄する能力があるかを示す指標です（非常に重要な指標です）。
eGFRによる腎臓の状態の評価は以下の通りです：
90以上 正常
89～60 腎機能の低下が見られる
59～30 中程度の悪化
29～15 腎不全
15未満 末期腎不全
わかりやすく言えば、「数値」が腎臓の機能の割合を示しています。
「eGFR」が50であれば、腎臓の働きが半分になっていることを意味します。
クレアチニンやeGFRの数値が著しく悪化すると、人工透析が必要になります。
慢性腎臓病（CKD）とは？
3カ月以上、以下の症状が続くと慢性腎臓病と診断されます：
・尿異常（タンパク尿、血尿）
・腎形態異常
・腎機能が60％未満
腎臓が悪化した際の症状（参照元：日本腎臓学会ホームページ）
1）浮腫（むくみ）
「むくみ」とは、
腎臓から水分を排泄する
能力が低下し、
体内に余分な水分が
溜まりやすくなっている
症状をいいます。
2）尿排泄の変化
腎臓の機能が低下すると、
尿の濃縮力が低下して
多尿となり「頻尿」や、
夜間頻尿になることが
多いですが、
さらに腎機能低下が
進行すると尿量が低下します。
夜間排尿になる場合は多く
腎臓の機能が低下すると、
摂取したナトリウムを
日中に排泄しきれず、
夜間に血圧を高くして
ナトリウムを排泄しようと
することも
夜間多尿の原因となります。
3）だるさ
腎臓の機能の低下が大きくなると
尿毒症物質が蓄積しやくすくなり
尿毒症症状の一つとして
だるさが認められます。
腎不全による貧血が
進行したときも、
また体液が過剰になることによる
心不全が悪化したとき、
電解質異常などでも
だるさが生じます。
腎機能が高度に低下し、
だるさが出現する場合には、
末期腎不全の症状である場合が多く、
人工透析を検討する
時期であることが多いです。
4）貧血
腎臓の機能が低下すると
赤血球の産生能力が低下します。
このようにしておこる貧血を
「腎性貧血」と言います。
鉄分の不足だけが
原因ではなく
「鉄」を蓄える血液成分が
足りなくなってくるために
貧血が起こりやすくなります。
5）かゆみ
腎臓は血液の老廃物を
出す臓器ですので、
腎臓が悪くなると
老廃物が血中や皮膚に
蓄積しやすくなります。
それら老廃物は
皮膚の中にある
「かゆみ受容体」を刺激し、
かゆみが起こりやすくなります。
6）心血管合併症
腎機能の低下とともに、
心血管合併症による
死亡率が高くなっていくことが
知られています。
7）骨ミネラル代謝異常
骨がもろくなり
骨折しやすくなったり
血管や心臓の弁が
骨のように石灰化し、
固くなることもあり
死亡の原因となる場合も
あります。
腎臓病の治療法
腎臓の状態に応じて、体調を維持するために使用される薬には以下があります：
・降圧剤
・利尿剤
・老廃物の排泄を助ける薬
・貧血治療薬
などがあります。
これらは直接腎臓を治す薬ではありません。
腎機能が30以下になると、腎機能はかなり低下しています。
人工透析になると・・・
腎臓病での透析の恐怖をどれほど実感していますか？
忙しい日々を過ごし、数年後には自分のやりたい
人生を楽しむ予定だったのに、
人工透析が必要になることもあります。
透析治療は、週に3回、1回あたり3～5時間の通院が必要で、
孤独な時間が過ぎていきます。
透析は「突然死よりも辛い」と
感じる方もいるのではないでしょうか。
生活を圧迫するのは病気だけではありません。
透析治療の医療費は月に約40万円（保険制度あり）です。
後悔しないためにも、人工透析になる前に
できるだけの対策をお勧めします。
「漢方相談 タカキ薬局」では、効果的な方法をご紹介しています。
腎臓に関する相談はお気軽にどうぞ。
漢方による腎臓病のアプローチ
腎臓の炎症などで尿をろ過する糸球体が破壊され、
腎機能が低下します。
漢方では、炎症を抑え、腎臓への血流を増加させ、
ろ過機能を高めることを考えます。
東洋医学でも腎臓病の改善例がありますので、
お気軽にご相談ください。
クレアチニンやeGFRの数値を
悪化させないことが最も重要です。
日本では、毎年3万人以上が尿毒症のために
透析療法を始めています。
人工透析になってから後悔しても遅いです。
一度きりの人生ですから、
元気に過ごしていただきたいです。
大切なお身体のために、人工透析になる前にできるだけの
対策を一緒に頑張りませんか？
今すぐご相談ください。
ぜひ今月から対策を始めてみてください。
一緒に頑張っていきましょう。
まずは3カ月間、短期集中でチャレンジしてみてください。
実際にクレアチニンの数値が
改善された方も多数いらっしゃいます。
ぜひ、諦めずにご相談ください。
漢方相談 タカキ薬局では腎臓病の相談を受け付けています！
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