【腎臓の働きについて】


腎臓の働きですが
東洋医学的な観点と西洋医学的な観点があります。

東洋医学と西洋医学ではかなり違います。
西洋医学的には泌尿とか入ってきますが
東洋医学的には子宮などホルモン的なことも
腎に入ってきます。

腎虚なんて東洋医学ではあります。
腰痛や骨粗鬆症、白髪、難聴、耳鳴り、皮膚のこと
かゆみ、排尿障害、尿失禁、下肢の冷えやだるさも
腎が弱くなった状態を言います

一方、西洋医学的な腎は濾過をして尿を作るのがメインに
なります。 体液を一定に保つのが腎臓の働き
一般的にはこちらの方が認知が高いと思います。

病気の原因はそれぞれですが
漢方的なアプローチと西洋医学的なアプローチは
一緒に考えない方が大事です。

上手に考えていくことが必要です。

現代医学としての腎臓の働きは
血液中の老廃物や塩分を濾過して尿として体の外に排出
することが最大の役割

尿は一日150リットル作られている
実際に排尿されるのは1.5リットル
99%は再吸収される
なのでしっかりと濾過されてなかったら
尿毒症、クレアチニンが上がる、尿素窒素が上がる
とかなってしまう。

各種ホルモンも作っていて、レニンという血圧を調整するホルモン
腎臓で血圧をかなり調整もしている。
高血圧専門のクリニックでは血圧は腎臓がよくなれば必ず下がる
と言い切っているドクターもいます。
高血圧は腎臓病の予備軍である。

腎臓が弱っていて血圧が上がる

ビタミンDの活性化もしている
ビタミンDが不足すると、骨粗鬆症にもつながってくる
骨密度が下がっているのはビタミンDの活性が悪くて
カルシウムの吸収性が下がる
腎臓の働きが弱っている。

体の痒みが出るのも腎機能が弱っていた痒みが出る人もいる
ビタミンDの活性が悪くなると出てくる
そのサインでもある。

エリスロポエチン  赤血球の産生を亢進するその作用がなくなるので
貧血状態を引き起こしてしまう。
鉄分ではなく、腎機能が弱っていて貧血になっているのかもしれない

妊娠されたらむくんだり、貧血になるのも腎臓の働きが弱くなるから
その辺を頭に置いておいてほしい