【腎臓は最も加齢の影響を受けやすい臓器】
下のグラフは腎機能を表すGFRと言う指標を
年齢別で表したものです。
画像参照元
https://www.ncvc.go.jp/hospital/section/ld/hypertension/detail02-2/
縦軸はCKDの割合を示していて
男性も女性も40〜50代からCKD
の割合を示しています。
男女ともに40〜50代からCKDの
発症率が増えていることがわかりますね。
CKDはある意味では、加齢現象として
捉えることができます。
さらに欧米人に比べても日本人はCKDに
なりやすいといわれています。
これは今まで心臓から送り込まれた
大量の血液を濾過するネフロンと言う
装置が、片方の腎臓に100万個程度
あると言われていました。
ただ、近年詳しくネフロンの数を測定
できるようになりました。
そのところ、欧米人が100万個あるところ
日本人は60万個ほどだそうです。
つまり、我々は腎臓の予備能力が元々
低い民族なんです。