タカキ薬局の高木太輔です。
さて、今日は入浴の話です。
テーマは入浴はいつするのがいいの?
ダイエットをするにあたり
お風呂を上手使うといいよというのは
カウンセリングでもお伝えしてますが
ダイエット以外にも健康にも良い影響があるのが
入浴です。
入浴のタイミングやその効果についての
情報が増えてきました。
特に、食後の入浴が血糖値に与える影響については、
多くの研究が行われています。
その中で「食後30分の入浴が血糖値を下げる?」
というデータを見つけました。
血糖値とは?
まず、血糖値について基本的な知識をおさらいしましょう。
血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖の濃度を示す指標です。
食事を摂ると、体内で消化されてブドウ糖が生成され、血糖値が上昇します。
この血糖値が高すぎると、糖尿病やその他の健康問題を引き起こす可能性があります。
逆に、血糖値が低すぎると、エネルギー不足や意識障害を引き起こすこともあります。
ダイエット的にいうと急激な血糖値の上昇が脂肪の蓄積につながってしまいます。
現在の太る原因としてこの血糖値の上昇が食べ過ぎよりも深刻であります。
入浴が血糖値に与える影響
次に、入浴が血糖値に与える影響について見ていきましょう。
最近の研究によると、入浴は血糖値を下げる効果があることが示されています。
特に、食後30分から1時間後に入浴することで、血糖値の急上昇を
抑えることができるとされています。
これは、入浴によって血流が促進され、体内のブドウ糖が
消費されやすくなるためです。
例えば、以下のグラフは「食後の入浴は血糖値を下げるか?」というテーマでの研究結果を示しています。
このグラフからも、入浴後の血糖値の変化が明確に示されています。
食後30分の入浴のメリット
では、食後30分の入浴にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
まず、血糖値のコントロールがしやすくなることが挙げられます。
食後すぐに入浴することは消化に悪影響を及ぼす可能性がありますが、
30分待つことで消化が進み、体がリラックスした状態で入浴することができます。
また、入浴はリラックス効果もあり、ストレスを軽減することができます。
ストレスは血糖値に悪影響を与えるため、リラックスすることで
間接的に血糖値を下げることにもつながります。
入浴の正しいタイミングと方法
入浴のタイミングや方法も重要です。
食後30分から1時間後に入浴することが推奨されています。
この時間帯は、消化が進んでいるため、体に負担をかけずに
入浴することができます。
また、入浴の際は、ぬるめのお湯(約37〜39度)に浸かることが理想的です。
熱すぎるお湯は逆に体に負担をかけることがあるので注意が必要です。
できれば半身浴が効果的です。
実際のデータとグラフ
ここで、入浴と血糖値の関係を示すもう一つのグラフを見てみましょう。
このグラフは、入浴後の血糖値の変化を示しています。入浴を行ったグループと
行わなかったグループの血糖値の違いが明確に示されています。
このようなデータからも、入浴が血糖値に与える影響が確認できます。
まとめ
食後の入浴は、血糖値を下げるための有効な手段であることがわかりました。
特に、食後30分から1時間後にぬるめのお湯に浸かることで、リラックスしながら
血糖値をコントロールすることができます。健康的な生活を送るために、
ぜひこの習慣を取り入れてみてくださいね!😊
画像参照先
タグ
#入浴#血糖値#健康 #ダイエット #食後の入浴 #リラックス #生活習慣
これらの情報を参考にしました。
[1] manyo.co.jp – 食後に入浴or食前に入浴。 ダイエットに効くのはどっち? (https://www.manyo.co.jp/numazu/manyo_blog/%E9%A3%9F%E5%BE%8C%E3%81%AB%E5%85%A5%E6%B5%B4or%E9%A3%9F%E5%89%8D%E3%81%AB%E5%85%A5%E6%B5%B4%E3%80%82-%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AB%E5%8A%B9%E3%81%8F%E3%81%AE%E3%81%AF/) [2] おおこうち内科クリニック – VOL.89 “入浴”に血糖値を下げるヒントが隠れている (https://www.okochi-cl.com/docs/pdf/tayori_89.pdf) [3] 日本補完代替医療学会 – O-6-2 入浴,食後早期の30分間行進歩行の食後血糖への … (http://www.jcam-net.jp/data/pdf/09023.pdf) [4] 公益財団法人 星総合病院 – 糖尿病新聞No25 (https://www.hoshipital.jp/kouhousi/tounyounews025.pdf)