分泌されるストレスホルモンが、よかれと思って脂肪を
ため込むことがあります。
必死に仕事をしていただけなのに、そんなに食べてないのに
太ったと感じた経験はありませんか?
その理由は、「ストレスを受けた人体は食欲のリミッターを解除し、
血糖値を上げ、臨戦態勢に入る」からです。
人はストレスを受けると、肝臓の上部にある1㎝ほどの小さな臓器
「副腎」から「コルチゾール」というホルモンを分泌します。
コルチゾールは、運動機能を活性化し、血糖値の上昇・脂肪分解作用を
強化してエネルギー供給を高める一方、炎症を鎮静化して体を守ります。
コルチゾールは通常、明け方から起床前までに多く分泌される
ホルモンですが、強いストレス時には急激に分泌されるため
「ストレスホルモン」とも呼ばれています。
問題なのは、コルチゾールの分泌量が多い状態が
長期間続くことです。
コルチゾールは食欲を抑制するホルモン「レプチン」の分泌を減らし、
食べる量を増やすと同時に、高血糖状態を持続させて
脂肪をためやすくします。
特に怖いのは、コルチゾールが増やすのは生活習慣病を引き起こす
「内臓脂肪」であるということです。
コルチゾールの分泌量を抑えるために、「適度な運動」と「7時間以上の睡眠」
が有効であり、これを日々の生活に取り入れることが推奨されています。
ただ、忙しいから運動も睡眠もできないわけで・・・
こんな時こそ、漢方の力がお役に立ちます。
ぜひ、ご相談ください。