ならばその第一歩は、
座りすぎを避けることです。
当たり前だが、太るか、痩せるか
を決めるのは、運動や活動などによ
る消費カロリーと、食事からの摂取
カロリーのバランス。 消費カロリー
が摂取カロリーを下回っていたら、
いつまで経っても痩せられません。
大盛りやお代わりを好む大食漢が
痩せないのは自業自得だが、現在は
食べすぎでないのに太ったり、痩せ
られなかったりするタイプが多いです。
たとえ食べすぎていなくても、消費
カロリーが少なすぎると、痩せると
ころか太っていくばかりです。
消費カロリーを増やす=運動という
先入観が強いと、
「運動なんてムリ」と
二の足を踏みがちですが
実は家事などの日常の活動を増やす方が
減量の近道です。
1日に消費するカロリの30%前後は、
運動以外の身体活動 (NEAT)だからです。
肥満者とそうでない人を比べると、
肥満者の座っている時間は、そうで
ない人と比べて1日平均およそ
160分(2時間半以上)も長いという
事実も判明してます。
座りすぎを回避し、その分だけ歩
くなどしてNEATを増やすように
心掛ければ、しんどい運動に汗を流
さなくても減量は叶います。