【異種性脂肪って何?】

【異所性脂肪って何?】

一口に体脂肪といっても、
厳密にはつく場所により名が
異なります。

まず、全身を覆う皮膚のすぐ下
についているのが皮下脂肪です。

脇腹に手を当てたときプニッと
つまめます。

保温や衝撃吸収の役割を
果たしてくれる体脂肪です。

ふたつ目は内臓まわり、
主に腸を支える腸間膜という
部位につきます。

内臓脂肪体幹の筋肉の
内側にあるので、こちらは
手でつまもうとしても
つまめません。

皮下脂肪と同様、
エネルギーの貯蔵庫であると同時に

内臓の位置を固定すると
いう役割も果たしています。

で、第3の脂肪と呼ばれている
のが異所性脂肪と言います。

心臓や肝臓、膵臓といった臓器や
その周囲、さらには筋肉中に
溜まる脂肪のことです。

本来、溜まる必要のない場所につ
く厄介な脂肪なのです。

適量の皮下脂肪
や内臓脂肪に存在理由があるのに
対し、こちらはなんの役割も持っ
ていません。

それどころか臓器や組織の
働きを低下させる悪玉脂肪なんです。

脂肪肝という診断を受けたこと
のある人、ヤ バ いんです。