女性が年齢が上がれば上がるほど
不妊症になりやすいというのは
みなさん ご存知だと思いますが
では 男性はどうでしょうか?
実はヨーロッパの生殖医学会
科学的なデータが届きました。
ズバリ
『男性の年齢はICSIやIVFの治療成績に影響を及ぼすのか?』
結論から言うとやはり影響をします。
男性の年齢が
35歳未満(49.9%)
36-40歳(42.5%)
41-45歳(35.2%)
46-50歳(32.8%)
そして、51歳以上(30.5%)
と年齢が高くなるのに従って妊娠率が低くなり、
女性の年齢やその他、影響する因子を統計学的に排除した結果、
51歳以上になると有意に低下することがわかりました。
実証の仕方ですが
イギリスの研究チームが
4271名の男性パートナーの
4833周期のART治療を対象としました。
男性パートナーの年齢で5つのグループ(35歳以下、36-40歳、42-44歳、45-50歳、51歳以上)にわけ、精液初所見や治療成績との関連を解析
精液所見では、51歳以上の男性では精液所見がWHOの基準に達していたのは42%(56/133)で、51歳未満の男性の61%に比べて有意に低いこと
も判明しました。
女性ほどではないにしても
35才と 50才以上では
20%近くも 確率が減ってしまう。
こうしてデータがあるとすごく
わかりやすいですね。
妊活に悩む ご夫婦 ぜひ参考に
してくださいね。